大学病院で診てもらったことについて
最初に結果を言うと、大学病院で診てもらってほんとうによかった!
血液検査、検便、レントゲン、エコー、診察をひと通りしてもらって、
原因がはっきりした。
2年間わからなかった原因がたった2回の通院でわかった…!
ねこじろさんのうんちがゆるいのは【猫コロナウイルス】によるもの。
猫コロナウイルスにかかったことのあるねこさんは、
うんちが固まりにくいそうです。
血液検査で抗体がどのくらいあるかで陽性か陰性か判断するって言ってました。
検査の結果、ねこじろさんは抗体が多かったのです。
拾ったときにはすでに保有してたと思う、って言ってました。
この猫コロナウイルスはペットショップからお迎えしたねこさんも
すでに保有してることが多いらしいです。
でもウイルスの病原性は低くて、アルコールやエタノール、次亜塩素酸ナトリウムで
失活するって教えてもらいました。
ただし、この猫コロナウイルスが突然変異すると、
非常に毒性の強いFIPウイルスとなり、致死率の高い病気を発症するそうです。
また、エコーを撮るときに右側だけ嫌がる、とも話していました。
位置的には膵臓がある場所だと。
わたしはずっとねこじろさんのうんちの色も気になってたので、先生に伝えました。
ねこじろさんのうんちは茶色〜黄土色で、色が明るいのです。
先生は膵臓が悪いとうんちの色が明るくなる(本には白って書いてあるけど、
白くないらしい)って言ってました。
これも血液検査から【猫トリプシン様免疫活性】と【猫膵特異的リパーゼ】の値で、
ねこじろさんが【慢性膵炎】であることがわかりました。
数値はかなり悪く、こんなの見たことない!って言われた。
気になっていたうんちの色は、やっぱり原因があったんですね。
大学病院で担当してくれた先生は治療の方針も見通しも最初に話してくれました。
①血液検査をしてウイルスによる感染症の否定
②食物アレルギーの可能性の否定
③内視鏡検査(腸壁細胞の採取)
ねこじろさんの場合は①の時点で原因がわかったので2回の通院で済みました。
諦めないで大学病院を紹介してもらってよかったです。
大学病院で診てもらってもだめなら諦めようと思ってました。
原因がわかったのと同時に状態の悪さもわかったので、しばらくは治療が続きます。
治療の過程はまたあとで書きたいと思います。