ねこじろさんの静脈点滴のおはなし
大学病院の先生から、脱水気味だから点滴した方がいいかなって言われて、
かかりつけの病院に診察報告と指示書を送ってくれた。
「日中預けて点滴してもらってね、がんばるんだぞ!」って
ねこじろさんを励ましてくれました。
かかりつけの病院に行ったら、2週間は静脈点滴した方がいいとのことで、
「今日ここで針入れるから明日からおうちでやってみてください。」
『 お う ち で や っ て み て く だ さ い 』!?!!!?!?!?
点滴もおうちでできるのか、マジか…。
皮下輸液を練習したときですら、こんなの飼主がやっていいのか〜!って
すごく不安だったのに。
必要なことだったし腹括って慣れるしかなかったからやったけど。
今度は点滴かーーー…
そんなこんなでおうちで点滴生活がはじまりました。
静脈に刺した針は5日間くらいそのままで大丈夫らしいのですが、
ヘパ生(血液が固まらないようにするためのもの)や点滴が入っていかないときは
針の刺し直しが必要って言われた。
2日目までは順調で、なんだかんだできそう…!って思ったら
昨日はヘパ生を入れる段階で嫌がって点滴の入りも悪くて慌てて病院に電話した。
反対の腕の毛を剃って静脈に針を刺して固定して、さらに翼状針を刺して固定して、
さらにさらに日常生活してもいいように固定して、先生はすごく手際がよかった。
保定する看護師さんが「いいこだっけもんね。」ってねこじろさんをほめてた。
ねこじろさんは病院に行くとどの人にもいいこだね、ってほめられる。
たぶん怖がって思うように治療できないねこさんも多いのかな…
なにされるかわかんなくて、こわいのあたりまえだよね。
だからねこじろさんほんとうにえらいなっておもう。
治療をさせてもらえることで、おうちでこうして自分が治療にかかわることで、
『いのち』にふれてる実感と飼主としての責任を感じる。
生きてそばにいてくれることがうれしいです。